ようそろ.jp

あんまラブラブしてなかったわごめん

梨子（-）（おかしい……おかしいわ……）

梨子（-）（どうしてみんなそんなに少ないの！！）

梨子（-）（田舎は娯楽がないから性に開放的だってネットで見たのに！！！）

梨子（-）（多い子でも10代後半……）

梨子（-）（それ以上の子がみんな隠してるんだとしたって明らか私多い……）

梨子（-）（こうなったらアクアのメンバーで私より多い子がいることに期待するしか……）

梨子（-）（曜ちゃん、鞠莉さんあたりは多そうだし……）

千歌（-）（…………）

曜（-）「おはよう千歌ちゃ、ん！梨子ちゃん！」

千歌（-）「おっはよー！」

梨子（-）「おはよう曜ちゃん」

梨子（-）（曜ちゃん……私は見逃さなかったわよ）

梨子（-）（千歌ちゃんのおでこの絆創膏を見た時がっかりしたその瞬間を！！！）

梨子（-）（どうやら曜ちゃんはこの数字の意味を理解しているようね……）

梨子（-）（好きな人のオナニーの回数なんて知りたいに決まってるもの！）

ダイヤ「ルビィ、朝ですわよ。起きなさい」

ルビィ「んみゅぅ･･････もうちょっと･･････」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

ダイヤ「ルビィ！」

ルビィ「ﾑﾆｬﾑﾆｬ」ZZZ

ダイヤ「まったく、ルビィったら･･････」

ルビィ「んにゅ･･････おねぇちゃ･･････」

ダイヤ「････････････///」ﾑﾗﾑﾗ

鞠莉(改めて、曜ってどんな子なのかな)

鞠莉(人に聞けば、快活とか、可愛いとか、元気とか、はつらつって言葉が返ってくるんだろうけど)

曜『もしかして私と2人は嫌だったのかなって…』

鞠莉(人には知られていない一面や、心の奥底に抱えた悩みは誰にでもある。曜も例外じゃ無い)

鞠莉(優秀だし、周りからもそう思われているだけに、根が深いのかも…)

ﾌﾞｼﾓ!

鞠莉「…｣ﾋﾟﾛﾝ ﾋﾟﾛﾝﾋﾟﾛﾝ

曜(スクフェス)『一緒に頑張ろうね。スクールアイドルという大海原へ、未来へ向かって…！』

鞠莉「ふふ、きっと真っ直ぐすぎる子なのよね｣ｽｯ

曜『いやいやいやいやいやいやいや！こんなところでダメだよ！？』

鞠莉「！？｣ｽｯ

曜『よしよし…お願いされると弱いんだよね』

鞠莉「！？！？」

鞠莉(どっち！？)ｽｯ

曜『えっへへ…照れちゃうね』

鞠莉「Oh…｣ｷｭﾝ

鞠莉「知らない感覚…なんなの、これ…｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

スクフェスでお互いをタップしまくるようまりを妄想してたのに、書いたらよくわかんないものができた。

梨子（今日から2年生かぁ……地味な私は変わらずマイペースにいこうかな……）

梨子（あっ、あれ渡辺さんだ、一緒のクラスなんだ……やっぱり人気者だなぁ、私なんか手が届かないぐらいキラキラしてる……）

梨子（ちょっとぐらい喋ってみたいけど……無理だよね、渡辺さんは私とは違う世界の人……）

梨子（……今日も放課後は音楽室で1人ピアノの練習かな……）

曜「梨子ちゃん、桜内梨子ちゃんだよね？初めまして！水泳部の渡辺曜だよ！一緒のクラスになれて嬉しいな」

梨子「……えーーー！？な、なんで……えっと、渡辺さんと面識あったっけ……」

曜「いいや、初めましてだよ。いつもピアノひいてるでしょ？水泳部に聴こえてくるんだけどそれで気になっちゃって、一回見に行ったんだ」

梨子「あっ、ごめんなさい……代表選手の練習を邪魔してしまって……今日からは家で練習するから……」

曜「…逆だよ、曜ちゃんはあの音色が好きなんだ。ピアノってあんまり得意じゃなかったけど、梨子ちゃんのピアノはなんだか特別みたい」

梨子「えっ、あっ、ありがとう……そんなこと言われたの、初めて……///」

曜「……今日放課後いいかな？隣でピアノ、聴きてみたいな」

梨子「あっ、わ、渡辺さんが」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

曜「曜ちゃん、ね」ﾆｺｯ

梨子「……よ、曜ちゃんがよければ……///」ｶｧｧ

曜「よし！決まり！あっ、先生来ちゃった、じゃあまた後でね」

梨子（なんだか2年生が……楽しみになってきたかも）

善子「さて、次は何を歌おうかしら！」

梨子「よっちゃん、相変わらず元気だね…私もうちょっと疲れ気味だよ」

善子「ふふん、ヨハネはまだまだいけるわよ！堕天使を見くびられちゃあ困るわ！」

梨子「じゃあ私が何かリクエスト出すね…えーっと…」ﾋﾟｯﾋﾟｯ

梨子（…そういえば、カラオケでこういうの歌ってるよっちゃん見たことないかも）

善子「どれ？…って、この曲はだめよ！」

梨子「あれ、この曲知らなかった？」

善子「知ってるし歌えるわよ！でもこの曲は堕天使には相応しくないわ！こんな可愛らしい曲じゃなくて、もっと堕天使っぽい曲がいいの！」

梨子「堕天使っぽい曲って…」

梨子（うーん、でも聴きたいんだけどなぁ…）

千歌「急じゃないよー！」

千歌「確かにAquorsには良い歌はいっぱいあるよ！？」

梨子「それを自分達で言っちゃうのはどうかなぁ」

曜「良いんじゃない？自信持たないとやってけないよ」

千歌「だけど！」

千歌「もっとこう……あれだよ！足りないんだよ！」

果南「ボキャブラリーが無い作詞担当ってどうなの？」

善子「分からないの？」

善子「堕天使成分に決まってるじゃない！」

千歌「それは今はいらない！」

善子「えぇッ！？」

ルビィ「驚き過ぎだよ……」

鞠莉「何が足りないって言うの？チカっち」

「お姉ちゃん、入ってもいい？」ｺﾝｺﾝ

ダイヤ「ルビィですの？ どうぞ」

善子（ツインテ）「えへへ、失礼します」

ダイヤ「……はあっ！？」

善子「ぴぎぃ！？ ど、どうしたのおねえちゃぁ……」

善子「ルビィ、なんか悪いことしちゃった？」

ダイヤ「……いや、どうみてもルビィじゃなくて善子さんでしょう？」

ダイヤ「ツインテにしただけじゃ流石にごまかされませんわよ？」ﾌｲｯ

善子「ごまかすってなんの話……？」

善子「ルビィ、お姉ちゃんとお話しにきたんだけど――」

ダイヤ「ですから！ あなたは善子さ――」ｸﾙｯ

ルビィ「ﾋﾟｷﾞｨ……」ｳﾙｳﾙ

ダイヤ「！？」

曜「はぁ…じゃないよ、千歌ちゃん！」

千歌「甘えればいいんじゃない？」

曜「それが出来てたら相談してないよ！」

千歌「もー、ヘタレだなぁ…そもそも、なんで梨子ちゃんなの？」

曜「なんか…受け止めてくれそうじゃない？」

千歌「それなら果南ちゃんのハグがあるよ」

千歌「…それで、千歌は何をすればいい？」

曜「私に足りないのは心の準備だと思うんだよね」

千歌「あと行動力もだと思うけど」

曜「だからさ、千歌ちゃんで練習させてください！」

善子「ヨハネは堕天使なんだから善い子なわけないじゃない！」

善子「そこで今日はAqoursのみんなにどっきりをしかけることにしたわ！」

善子「ヨハネの悪魔的所業に恐れ戦くといいわ！」

善子「恐怖に歪むみんなの顔が目に浮かぶわ」ｸｯｸｯｸｯ

善子「マリーだったら何してもそんなに怒らないだろうし」

善子「隠しカメラもちゃんとセットしたし、後でアップロードしてみんなの恥ずかしい姿を全国デビューよ！」

善子「Aqoursの宣伝にもなるし、いいことづくめじゃない！」

善子「やっぱりヨハネったら天才ね！」

ようりこです。

梨子「ようりこは…まだ来てないか……」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

梨子「ようちか、よしまる、かなまり……やっぱりみんな幼馴染みが好きなのかな……はぁ……」

梨子「分かるんだけどね、昔からずっと一緒にいて今でも仲が良くて…私だってたまに羨ましいって感じちゃうもん」

梨子「曜ちゃんはどう思ってるんだろう、やっぱり千歌ちゃんのことが好きなのかな……」

梨子(気になるなあ…でも答えを聞くのが怖い……)

梨子(それに仮に違ったとしても、曜ちゃん人気者だし……私なんかじゃ……)