225 :名無しで叶える物語:2017/05/15(月) 23:42:35.05 ID:eIyfd4C9.net
曜「こんなところに店ができるなんてね」
梨子「2人は食べたことあるの?」
千歌「小学生の時に1回だけあるかな」
曜「私も。千歌ちゃんと一緒にね」
千歌「その時はダブルを食べようとしてお母さんに止められたからね」
曜「今日こそリベンジするよ」
梨子「今日はちょっと肌寒いけどダブルなんて食べて大丈夫?」
千歌「梨子ちゃんまでお母さんみたいなこと言うのー?」
曜「私たちもう高校生だよ?そのぐらい大丈夫だって」
梨子「そこまで言うなら止めないけど…」
曜「さーて何味にしようかなー」
千歌「私はねーミカンとー…あ、もう1つはマスカットバスケットにしようかな」
梨子「きれいな水色とピンクでおいしそうだね」
千歌「でしょー、曜ちゃんと梨子ちゃんのイメージカラーみたいじゃない?」
曜「じゃあ私は水色のチョコレートミントと、ちょっと薄いけどオレンジとピンクに近いバナナアンドストロベリーにしようかな」
千歌「おお、曜ちゃんも色合わせてきたね!」
梨子「これ私もあわせなきゃいけないのかな…?でも水色とオレンジなんて…あ、ちょうど食べたいものが」
千歌「どれどれ?」
梨子「このマスクメロンよ!」
曜「黄緑かあ。まあ無理に合わせることもないしね。食べたいもの食べるのが一番だし」
梨子「もちろん私が食べたいものだけど、オレンジと水色合わせると黄緑っぽくなるのよ」
千歌「へーそうなんだ!」
曜「みんなうまい具合に色が分かれたね」
千歌「よーし、あっちで食べよう。」
千歌「あ、2人とも1口もらっていい?」
曜「もちろんいいよ。いろんな味を楽しみたいよね」
梨子「千歌ちゃんはしゃいで落とさないでよ?」
千歌「もー子ども扱いしてー」
キャッキャ
226 :名無しで叶える物語:2017/05/16(火) 00:04:12.09 ID:+dIyB7Ke.net
228 :名無しで叶える物語:2017/05/16(火) 06:50:43.75 ID:se7QwED2.net
240 :名無しで叶える物語:2017/05/16(火) 23:09:48.72 ID:se7QwED2.net
242 :名無しで叶える物語:2017/05/16(火) 23:20:55.37 ID:i6o6STmS.net
・3人で東京観光
・成人した3人の居酒屋トーク
243 :名無しで叶える物語:2017/05/16(火) 23:23:41.41 ID:Kj6IjJH5.net
244 :名無しで叶える物語:2017/05/16(火) 23:42:40.95 ID:+dIyB7Ke.net
245 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 00:04:29.28 ID:54ZhcTFS.net
曜「講義中に教授のカツラが落ちちゃったことかな」
千歌「あーそれ聞いたー。ホントだったんだ」
曜「うん。ポテッて」
千歌「あはははは!見たかったなー」
曜「教授、三秒くらい固まったと思ったら突然教室から逃げ出したんだ」
梨子「え、講義どうなったの?」
曜「そのまま終了。来週も休講だって」
梨子「あらら……」
千歌「カツラがヨーソロー!あはははは!」
曜「千歌ちゃん酔ってきたね……」
246 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 00:20:40.32 ID:54ZhcTFS.net
梨子「売店のおばさんなんだけど」
千歌「うんうん」
梨子「苗字が”高内曜子”だったの」
曜「へー」ゴクゴク
千歌「それがどしたの?」
梨子「いや、私たちが合わさったみたいな名前だなって」
千歌「そうだね!あはははは!」
梨子「え、そんなに面白かった?」
曜「いやあんまり……」
梨子「……」
曜「ごめん、怒らないで」
千歌「すいませーん!芋のロックで!」
曜「飲みすぎたよ千歌ちゃん」
梨子「私も」
曜「ちょ、ちょっと」
梨子「曜ちゃんも飲むでしょ?」
曜「え、いや」
梨子「ね?」
曜「はい」
247 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 00:24:33.66 ID:54ZhcTFS.net
千歌「うーん……あ、この本で読んだんだけど」
梨子「へぇ、珍しい」
千歌「iPS細胞ってあるでしょ?」
曜「うん」
千歌「それでね、その細胞でなんと……」
梨子「うんうん」
千歌「同性同士でも子供ができるのだ!」
ようりこ「……」
千歌「これってすごくない?ね?ね?」
曜「…すいません、芋のロックもう一杯」
梨子「私も」
千歌「あれ、もう飲んだの?ペース早くない?」
248 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 00:25:25.46 ID:54ZhcTFS.net
苗字じゃなくて名前
ようりこの心中はご想像にお任せします
249 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 07:54:01.64 ID:xKTk4sFG.net
千歌ちゃんも曜ちゃんも酒入ると笑い上戸になりそう
250 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 15:56:02.09 ID:xG8WbS0K.net
3人とも「2人好きな人がいて…」で目の前の2人の事を挙げるのに、全員他人だと勘違いして大ショック
・ようちかりこでさわやか
251 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 17:02:37.82 ID:/KfoCv6B.net
一個目気が狂うほど見たい
252 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 18:42:23.09 ID:aimzQTaM.net
二人組で突撃
253 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 20:30:45.63 ID:fv642Kww.net
254 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 20:33:35.79 ID:UTMKofJo.net
ーーー桜内家
梨子「……これで夕ご飯の支度完了、っと」
梨子「早く食べて、今日の課題をやらないと……」
梨子(……ひとりきりの、食卓か……。ちょっと寂しいけど、今日だけだしね……)
梨子「……いただきま」
ピィーン ポォーン
梨子「あら、ドアチャイムが。……こんな時間に、誰だろう……」
トタトタ トタトタ
梨子「はーい……」
ドアガチャリ
ようちか「こんばんわー」
梨子「あ、あぁ、こんばんわ。どうしたの、こんな時間に……あと……その手に持ってる大きなしゃもじはなあに、千歌ちゃん、曜ちゃん……」
千歌「曜ちゃんじゃないよ!」
曜「どうも、曜……ネスケです」
梨子「ヨウ……ネスケ?」
千歌「うん、そう。と、いうことで……」
ようちか「突撃! とな梨子晩ごはん!」
曜「ではでは、おじゃましまーす……」ゾロゾロ
千歌「しまーす……」ゾロゾロ
梨子「ちょちょちょ、ちょっと待って!」
255 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 20:51:33.49 ID:UTMKofJo.net
千歌「いいよ、どこから聞きたいの?」
梨子「まず……『突撃! とな梨子晩ごはん!』って……何?」
曜「梨子ちゃん、『突撃! 隣の晩ごはん!』って企画知らない?」
梨子「……ごめんなさい、知らない……」
千歌「簡単に言うと、『人んちの夕飯をカメラで写して、一緒に食べちゃう』っていう企画なの」
曜「タレントのヨネスケが、おっきなしゃもじを持って、一般家庭におじゃまするんだ!」
梨子「で、それでなんで私の家の夕飯時に……突撃しちゃうの?」
千歌「『梨子ちゃんちの夕飯が気になる』という興味本位と」
曜「『隣の』と『とな梨子』って言葉の語呂が似てるよね、という双方の意見が合致したので」
梨子「……えぇ、それだけ……」
ようちか「では突撃しちゃいまーす……」ゾロゾロ
梨子「来るなら最初に連絡くらい、してくれればよかったのにぃ……!」
千歌「だってこの企画……」
曜「アポ無しでお邪魔する企画だから」
梨子「もう、勝手なんだから……!」
256 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 21:02:49.31 ID:UTMKofJo.net
曜「ここが桜内家の食卓だね!」
梨子「……わざとらしく言わなくったって、知ってるくせに……」
千歌「あれ、そういえばおばさんの姿が見えないね」
曜「本当だ。まさかヨウネスケが来ると聞いて、恥ずかしくて隠れちゃったんですな」ニシシ
梨子「違うよ、お母さんは今日……お父さんとデートでいないの」
ようちか「へっ、デート!?」ドキッ
梨子「今日が、付き合って初めてデートをした日、ってことで……東京の2人の思い出の場所を巡るんだって」
曜「それはラブラブですな……」テレテレ
梨子「だから、今日は家には私だけなの」
千歌「そうだったんだね……ということは、今日の桜内家の食卓は、梨子ちゃんの手作り料理なんだね!」
曜「おー、じゃーお皿のハンバーグが、そうなんでありますなあ!」
梨子「あ、あの、それは……」ドキッ
257 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 21:11:54.79 ID:UTMKofJo.net
千歌「ハンバーグ師匠ならぬ、『ハンバーグしし曜』が食いついたのだ!」
曜「何パーセント? これ牛何パーセント? 100パーセントだったら嬉しいんだけどなあ……!」ジュルリ
千歌「ヨウネスケがすがるような目で梨子ちゃんを見つめているぞ! 食べたいんだ!食べたいんだね! かくいう私も食べたいのだ!」ジュルリ
梨子「その、ハンバーグは確か……牛100パーセントだった、かな……?」
曜「どこ、どこ牛!?」
梨子「オージービーフ、だったような……」
千歌「……梨子ちゃん、手作りなら牛肉の種類とか、お肉の割合くらいわかるんじゃないの、なんで曖昧な答え方なの?」
梨子「……だってそのハンバーグ……」
梨子「……出来合いの、ものだから……」
ようちか「な、なんだって!?」
258 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 21:26:57.48 ID:UTMKofJo.net
梨子「うん、500ワットで……4分30秒……」
曜「この付け合せのスープとか、ご飯は……?」
梨子「スープはレトルトのを湯煎して……ご飯は冷凍して残してあったのを解凍して……」
千歌「梨子ちゃん、お料理するの好きなんでしょ……?」
曜「おばさんがいない時なんて、絶好のお料理チャンスじゃんか……」
ようちか「……なんで手作りしなかったの!?」
梨子「わ、私だって最初は作ろうか考えたんだよ!? でも、やっぱりたまには楽チンしようかな、って思って……」モジモジ
曜「……梨子ちゃん、このハンバーグ食べていい?」
梨子「だ、駄目よ……私の夕ご飯なんだし……」
千歌「……他におかずは?」
梨子「私1人の分しか用意してないもの、あるわけないよ……」
ようちか「……なん、だと……」
グググゥ
ようちか「あぁぁ、お腹減ったよぉ……」グスン
梨子「勝手に押しかけて泣きべそかかないでよ……」
259 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 21:29:34.89 ID:fv642Kww.net
260 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 21:35:10.56 ID:UTMKofJo.net
千歌「お腹と背中がぴったんこカンカンなのだ……」ググゥゥ
梨子「はぁ……しょうがないなぁ……。2人とも、ちょっと待っててくれる?」
曜「待つ、ってどれくらい?」
梨子「私が『いいよ』って、言うまで」
千歌「なるべく努力する……」
梨子「なるべく、じゃなく確実に努力して!」
ガサガサ
梨子「確かまだ冷凍ご飯、あったかな……」
ガサガサ
曜「おお、千歌ちゃん、梨子ちゃんのエプロン姿ですぞ……」
千歌「しかも、シュシュで髪括ってる……ポニテだよ! ポニテ!」
梨子「卵も……明日の朝使おうと思ったけど……」
ようちか「あー、うなじだうなじ、ありがたや……」ナムナム
261 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 21:55:07.09 ID:UTMKofJo.net
梨子「はい、いいよ。お待たせ」
コトッ
千歌「おぉ……これは……」ゴクリ
曜「フワフワ卵のオムライスだ……」ゴクリ
梨子「……あり合わせのもので作ったから、中身のケチャップライスに具は入ってないからね。文句は言わないでよ?」
ようちか「いただきまーすっ!」
パクパク パクパク
千歌「卵がトロットロでケチャップライスとよく絡む!」モグモグ
曜「はぁー、ケチャップライスのバターのいい香り……!」モグモグ
梨子「……美味しい?」
ようちか「うん! あー、幸せだなあー!」ンフフフ
梨子「そう、満足してもらえて良かったよ……」フフフ
梨子(……今日は、本当はひとりきりの少し寂しい食事になるはずだったのに)
梨子(千歌ちゃんと曜ちゃんが突然やってきて、一気に騒がしくなっちゃった)
梨子(……手抜きをするつもりだったから、まさか、2人のためにお料理することになるのは想定外だったけど)
梨子(でも、まあ、いいっか。賑やかな食卓になったしね)
梨子(ありがとう、千歌ちゃん、曜ちゃん)
千歌「……あれ、梨子ちゃんはハンバーグ食べないの?」
梨子「もちろん、食べるよ? 私もお腹ペコペコだもん。お手を合わせて……いただきますっ」ニッコリ
終わり
262 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 21:56:43.72 ID:UTMKofJo.net
263 :名無しで叶える物語:2017/05/17(水) 23:39:08.43 ID:WfAVaC3D.net
ネタ提案した者です。まさかSS化されると思わなかったからとても嬉しい、ダンケダンケ
曜、千歌verも読みたいですなぁ…
264 :名無しで叶える物語:2017/05/18(木) 12:45:07.35 ID:81EtNawE.net
265 :名無しで叶える物語:2017/05/18(木) 21:00:06.68 ID:VEb4Tl1e.net
267 :名無しで叶える物語:2017/05/19(金) 09:23:32.74 ID:PzUgN1bw.net
癒される
アイスといい夕食といいとてもポカポカしました
268 :名無しで叶える物語:2017/05/19(金) 12:29:38.66 ID:zjaZ8F4l.net
269 :名無しで叶える物語:2017/05/19(金) 13:03:55.30 ID:U3+YprEv.net
梨子ちゃんがサラダとスープを作り
千歌ちゃんが食べる
270 :名無しで叶える物語:2017/05/19(金) 13:13:16.67 ID:buDGLmKm.net
みんな笑顔で食べるのが絵に浮かぶ
276 :名無しで叶える物語:2017/05/19(金) 21:49:54.15 ID:DBMgh2Jx.net
遅くなったけど千歌編
とくにオチはない
277 :名無しで叶える物語:2017/05/19(金) 21:50:19.24 ID:DBMgh2Jx.net
梨子「ば、晩ごはん」
曜「というわけで千歌ちゃんの家にやってきました」
梨子「なんでいきなりこんなこと…」
曜「こういうのは思い立ったが吉日だよ!」
ピンポーン
志満「はーい」
曜「こんばんはー、突然ですが夕食を見させてもらってもいいですか?」
志満「梨子ちゃんから聞いてるわよ。どうぞ♪」
曜「え?」
梨子「あ、いきなり行くのも悪いから曜ちゃんから連絡もらった時点で志満さんに聞いておいたんだ」
梨子「もちろん千歌ちゃんには内緒にしてもらってるから」
志満「2人ともうちで食べてくってことでいいのよね?ちょうどキャンセルが入って材料が余っちゃって」
曜「あ、はい、いただきます」
曜「気を取り直して…」
曜「突撃!隣の晩ごはん!」
千歌「むぐ、ごほっ、な、なにいきなり!?」
曜「この番組知ってるでしょ?」
千歌「そりゃあ知ってるけど…え?その真似?」
曜「ほほう、今日の高海家の夕食は魚メインの和食ですか」
千歌「うちで出してるものの余りだよ。曜ちゃんだって知ってるでしょ?」
梨子「さすが旅館、おいしそうだね」
千歌「うちの自慢の料理人だからね」
志満「おまたせ〜2人ともどうぞ」
梨子「ありがとうございます」
千歌「え?曜ちゃんたちもここで食べてくの?」
志満「せっかく来てくれたんだしね。千歌ちゃんだってみんなで食べたほうがいいでしょ?」
千歌「…うん、そうだね!」
曜梨子「ではお言葉に甘えて、いただきまーす」
278 :名無しで叶える物語:2017/05/20(土) 07:16:13.59 ID:X4tq9IKt.net
279 :名無しで叶える物語:2017/05/20(土) 15:00:35.57 ID:kxmlaAml.net
280 :名無しで叶える物語:2017/05/20(土) 16:41:26.04 ID:ALa+Oepi.net
梨子「こら千歌ちゃん!だらだらしないの!」
曜「……」チクチク
千歌「だって歌詞思い付かないんだも〜んちょっと休憩するだけだからさ〜」
曜「……」チクチク
梨子「昨日も同じこと言って進まなかったじゃない!ほらちゃんと座って続きやりなさい!」ガシッ
千歌「きゃー!梨子ちゃんに襲われる!ケダモノー!」
曜「……」チクチク
梨子「何がケダモノよ!力では私の方が上なんだからね!嫌って言ってもやるのよ作詞を!」
曜「……」
千歌「いやぁ!曜ちゃん助けてぇ!」
曜「へへへ、叫んだって誰も来ないぜ」ガシッ
千歌「離せぇ〜!二人になんか負けるわけないでしょ!」
梨子「おとなしくしなさい!」
282 :名無しで叶える物語:2017/05/20(土) 16:51:07.56 ID:+Les6tzl.net
283 :名無しで叶える物語:2017/05/20(土) 18:30:49.03 ID:kqltKzvN.net
3人ともノリが良くて各々の役割が分かってるのホント好き
284 :名無しで叶える物語:2017/05/21(日) 07:37:27.60 ID:EzFteNZY.net
3人がおそろコーデする妄想が凄い捗る
288 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 22:31:30.85 ID:NHJHavXn.net
これも書いてみる
千歌「ようちかりこの〜」
曜「お料理教室〜」
梨子「何言ってるの…」
曜「だってお互いに好きなものの作り方を教えてみんなで食べるんだよ?お料理教室みたいなものじゃん」
梨子「まあ、そうかもしれないけど…」
千歌「じゃあさっそく梨子ちゃんいってみよう!」
梨子「えっと、私が作るのはサンドイッチです」
梨子「具は卵を使います」
曜「卵サンド!いいね」
梨子「まずは卵をゆでる…のは時間がかかるからゆで卵を持ってきたよ」
梨子「これを…千歌ちゃん、卵のスライサーってあったりする?」
千歌「多分あるよー」
千歌「…これのことだよね?」
梨子「そうそう、ありがとう」
梨子「で、切ったらマヨネーズ、塩胡椒で混ぜます」
梨子「それを食パンに挟めば出来上がり!」
曜「シンプルでいいね」
千歌「そういえば前にネットショッピングでサンドイッチ作ってるの見たんだけど」
梨子「ネットショッピングでサンドイッチ…?」
千歌「細かいことは気にしないで」
千歌「そこに出てた人がパンに乗せるときに盛大に卵こぼしてたね」
梨子「…それって撮り直さなかったのかな?」
曜「それ私も見たよ。卵がスクランブルエッグっぽかったからちょっとバランスはとりづらいかもね」
梨子「でもそういう卵サンドもおいしいよね」
289 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 22:32:11.45 ID:NHJHavXn.net
曜「私が作るのはこれ!」
梨子「ハンバーグ?」
曜「そう!混ぜるのは既にやってあるけどね」
曜「ひき肉とみじん切りの玉ねぎ、卵、パン粉を混ぜ合わせておいたんだ」
千歌「このままだと少し生臭いね」
梨子「まあ生肉だし…」
曜「これをハンバーグの形に丸めて…空気を抜くために軽く手に叩きつけます」
梨子「空気を抜くってよく聞くけど何のためなの?」
曜「そういえば私も知らないかなあ…」
千歌「あ、それ聞いたことがあるけど、中に空気が入ってると焼いてるときに破裂して形が崩れるんだって」
梨子「へーそうなんだ…」
曜「そしてこれを焼きます」
千歌「おお、いい匂い!」
曜「片面が焼けたら裏返して…蓋をして蒸し焼くよ」
千歌「ああ、肉汁が出てく…もったいない…」
曜「大丈夫!それも考えてあるから」
曜「よく焼けたらハンバーグは取り出して…残った肉汁とケチャップ、ソースを混ぜてたれを作るよ!」
梨子「なるほど、それなら肉汁も無駄にならないね」
梨子「油が気になるけど…」
曜「まあ、肉料理にはつきものだし…」
曜「とりあえずこれで完成!」
290 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 22:32:45.80 ID:NHJHavXn.net
千歌「私はデザートを用意しました!」
曜「ミカン?」
千歌「ただのミカンじゃないよ!冷凍ミカンだよ!」
梨子「でもミカンを凍らせただけだよね?」
千歌「もしかして冷凍ミカンをバカにしてる?」
曜「いや、おいしいのは知ってるよ」
千歌「これだってちゃんと手間かかってるんだから」
千歌「まずはミカンを洗ってから布巾で水気をとる」
千歌「そして冷凍庫で凍らせてから一旦取り出して水をかける」
梨子「水を?」
千歌「そう、これでおいしくなる…らしい!」
千歌「私も調べただけだから理由はわからないんだけどね」
千歌「これをもう一度凍らせて完成!」
曜「冷凍ミカンもそんな簡単じゃないんだね」
梨子「でもうまくみんなばらばらになったね」
曜「ちょっと野菜が少ないけどまあいいか」
千歌「それでは皆さん!」
ようちかりこ「いただきまーす!」
291 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 22:53:18.44 ID:W+hHd/Us.net
まさか拾ってもらえるとは…
圧倒的感謝です…
ようちかりこの作った料理食べたい…
292 :名無しで叶える物語:2017/05/22(月) 23:28:59.68 ID:183Nz/Kf.net
293 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 02:05:39.18 ID:hq3H15wb.net
黒っぽいのが旨味なのでそこを避けてちょちょいっと
294 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 03:36:00.33 ID:R5JQVvMh.net
梨子「ふ、二人ともお腹見えてるよ!///」
千歌「えーいーじゃん女の子しかいないんだし」
曜「そうそう!梨子ちゃんも気にしないでやりなよ」
梨子「や、やらないよ!そんなはしたない…」
千歌「ふーん……」
曜「……」
梨子「え、なに?」
千歌「曜ちゃん!梨子ちゃんおさえて!」
曜「了解!」ガシッ
梨子「へ?なにするの曜ちゃん!やめて!」o(><;)(;><)oジタバタ
千歌「梨子ちゃんも暑いだろうからさ!私があおいであげるよ!」
梨子「そんなことしなくていいから!」
千歌「ほーら涼しいだろー?」バタバタ
梨子「ひゃぁぁぁぁ///」
295 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 04:42:36.73 ID:Sm+gM+7J.net
299 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 22:31:34.00 ID:8xAGXUQw.net
梨子「あら、猫ちゃん」
千歌「いつも見かけるハチワレちゃんだ」
曜「相変わらず、ブサイクな鳴き声」クスクス
千歌「曜ちゃん、悪口言うと、ハチワレちゃんに引っ掻かれちゃうよ?」
曜「人間の言葉なんてわかるわけないよ」ケラケラ
キシャーッ
梨子「ハチワレちゃん、曜ちゃんに威嚇してる……」
千歌「やっぱわかるんだね、悪口って」
曜「そんなに怒らなくたっていいのに!」ムスッ
300 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 22:40:05.29 ID:8xAGXUQw.net
曜「あっ、梨子ちゃんにすり寄っていった」
千歌「優しい人間には懐いてくんだねー。梨子ちゃん、猫は大丈夫なの?」
梨子「猫ちゃんは……大丈夫、かな。特になんとも思わないよ」
ゴロゴロ ゴロゴロ
梨子「ふふっ、ゴロゴロ喉鳴らしてる」クスクス
曜「そのまま抱き上げれるんじゃない?」
梨子「怒って引っ掻かれないかな……」
千歌「大丈夫だよ、こんなに懐いてるんだもん」
梨子「じゃあ、ちょっとだけ……」
301 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 22:47:20.43 ID:x3mYVvHQ.net
302 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 22:51:01.18 ID:8xAGXUQw.net
梨子「結構、重いねこの子……」
曜「大人しく梨子ちゃんの腕の中に収まってるね」
千歌「安心してるのかな?」
梨子「ふふふ、可愛いなぁ……ん?」
ポロン
梨子「このお尻の近くについてるものって……」
千歌「キンタマだね」
曜「うん、キンタマキンタマ」
梨子「……わかってはいたけど、ちょっとはオブラートに包んでよ……」カオマッカ
千歌「じゃあキンタマ以外になんて呼べばいいのさー」ニヤニヤ
曜「やらしくない、可愛い例え方を教えてよ梨子ちゃーん」ニヤニヤ
梨子「ええっと……ふぐり、いんのう……」ウーン
梨子「うぅぅ、うぅぅん……」
梨子「き、き、キン……タマ……」カオマッカッカ
千歌「キンタマー!」ケラケラ
曜「キンタマキンタマー!」ケラケラ
ブニャーン
終わり
303 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 22:51:32.41 ID:8xAGXUQw.net
304 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 23:19:38.42 ID:x3mYVvHQ.net
305 :名無しで叶える物語:2017/05/23(火) 23:36:02.31 ID:S8C5Sw7w.net
とても好きです
306 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 01:18:58.88 ID:C0kqzr+B.net
でも女の子がそんな言葉大声で連呼はどうかと思いますw
307 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 01:26:23.22 ID:RMIWFttj.net
308 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 06:46:04.04 ID:F1SpNO/r.net
梨子「……それは、何?」
曜「きゃんたま」
梨子「……何にも違ってないじゃない……!」カオマッカ
千歌「きゃんたまー!」ケラケラ
曜「きゃんたまきゃんたまー!」ケラケラ
309 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 20:24:43.40 ID:dAFdK1Bb.net
310 :名無しで叶える物語:2017/05/24(水) 20:56:21.94 ID:V+hwaTQz.net
近くで聞き耳立ててたい
313 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 20:40:17.47 ID:
314 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 21:53:03.68 ID:
315 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 23:16:17.42 ID:
先生「今日の芸術の授業は、皆さんに書道をやってもらいます。お手本は見ないで、皆さんの好きな言葉や文字を書いてくださいね」
ハーイ
梨子「お習字なんて、久しぶり。小学生の時以来の気がする」
曜「私も、小学校の書き初めの宿題で書いたきりかな」
梨子「……うまく書けなくて、ミミズみたいな字になっちゃったらどうしよう……」
曜「私は大きく書きすぎて、字のバランスを崩しちゃうかも」
千歌「ふっふっふっ……何やら二人ともお困りのようだね……」
梨子「不敵に笑ってどうしたの、千歌ちゃん……」
千歌「書道といえば……そう、私だよ、チカだよ!」クワッ
梨子「いきなり、どうしたの!?」
316 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 23:31:39.83 ID:
梨子「えっ、そうなの?」
千歌「人は見かけによらないものなんだよ、梨子ちゃん。こー見えて私、書道させたらすごいんだから。すぐにでも個展開けるから」ドヤァ
曜「流石にそれは言い過ぎ」
千歌「あはは……。個展は冗談だけど、とにかく書道は自信あるよ!」
梨子「それなら、千歌ちゃんにお習字のコツ、教えてもらいたいな」
曜「せっかくだし、私も一緒に聞いちゃおうかな」
千歌「いいよ。そーいうこつなら、任せてちょーだい!」
千歌「あぁ、今のは『こと』と『コツ』をかけた……」
曜「そういうのいいから、早く教えて」
千歌「……」ムスッ
317 :名無しで叶える物語:2017/05/25(木) 23:50:15.95 ID:
千歌「まずは筆に程よく、垂れない程度に墨汁をつけて……」
千歌「半紙を前にしたら、書きたい言葉の字の大きさを頭の中で測って、全体のバランスを考える」
梨子「千歌ちゃんの表情がいつになく真剣……」
千歌「バランスが整ったら、息を止めて筆を半紙に置く」
ペタッ
千歌「ここで筆を置きすぎたら墨が滲んじゃうから、置いたらすぐに筆を走らせる!」
サササーッ
千歌「止めや跳ねを意識して、ダイナミックかつ繊細に! 筆に自分の表現したいことをのせて、腕を動かす!」
サササーッ
曜「……おお、この字は……!」
サササーッ
千歌「……はい! 一筆奏上!」
ペラッ
千歌「『みかん』、書き上げました!」
ようりこ「なんでその言葉を選んだの!?」
318 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 00:02:04.33 ID:
曜「てっきり四字熟語とかにするかと……」
千歌「別に難しい言葉じゃなくたっていいじゃん、書きやすくて好きな言葉でも問題ないよ」
梨子「……じゃあ私、『ゆでたまご』にしよう」
曜「……梨子ちゃんがボケに走られると困るんだけど。なんで『ゆでたまご』?」
梨子「だって、平仮名だから書きやすいし、ゆでたまご好きだし……」
曜「……それなら私は『ハンバーグ』って書こう。好きだから」
千歌「そうそう、それくらい気楽に書こう!」
よしみ「え、何あれ小学生?」
いつき「いくらなんでも好物の名前書くのは……」
むつ「高校生らしい言葉にしようよ、『蜜柑』とかさ」
よしみ「いや漢字にすればいい、ってわけじゃないでしょ」
終わり
319 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 00:03:55.33 ID:
320 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 02:12:25.48 ID:
千歌ちゃんに習字教えてもらいたい
321 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 07:47:05.38 ID:
322 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 16:51:31.09 ID:
330 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 22:56:02.44 ID:
パーティーゲームと言われてマリオパーティーを思い出すワイ
なお64版のやつ
331 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 23:02:40.48 ID:
自分はマリカーとかスマブラでした
もちろん初代のやつです
336 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 23:33:21.79 ID:
曜「あー、なるなるー。それでクタクタになって触ってもないのにスティックが倒れて、キャラ動いちゃうことあるよね」
千歌「あー、あるあるー。あと振動パック付けてブルブル震えたときに、一瞬ビックリしたりするよね」
曜「あー、するするー。そういえばレフトポジションってコントローラーの持ち方あるよね、あれってどんなゲームを遊ぶ時に持つやり方なのかな?」
千歌「さー、わかんない。そんなゲームあるのかな?」
梨子(一体、なんの話をしてるの……?)
64あるあるを言うようちかについていけない梨子ちゃん
実際今の子が64なんて知ってるわけないやろうけど
337 :名無しで叶える物語:2017/05/26(金) 23:40:00.06 ID:
分かりすぎて涙出てきた
スティック弾きすぎて戻らなくなったりしたなぁ…
古い旅館とかって何かレトロゲーム置いてありそうだから千歌ちゃん意外と知ってそう
338 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 00:22:06.42 ID:
乱戦にひたすらPKattackで突っ込む千歌ちゃん
ドンキーで投げまくる曜ちゃん
ひたすらファルコンパンチしててたまーに当たって嬉しそうな梨子ちゃん
339 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 00:36:38.17 ID:
340 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 01:32:59.08 ID:
しかしゲームをほぼセリフだけで説明するのは難しいね
隙間は各自で妄想してください
341 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 01:33:37.62 ID:
曜 リンク!
梨子 ピカチュウ!
曜「なるほど、そういうチョイスか」
千歌「さてさて」
梨子「ふふ、負けないよ」
千歌「曜ちゃん覚悟!」ファルコンパンチ
曜「いきなりそんなの当たるわけないでしょ」回避
梨子「…」ピカチュウ
曜「はっ、とぉ!」A攻撃
千歌「甘いよ」ガード
梨子「…」ピカチュウ
千歌「くらえ!」ファルコンキック
梨子「…」ピカチュウ
曜「ほい!」回転斬り
梨子「…」ピカチュウ
千歌「ちょっと梨子ちゃん、さっきから電気攻撃ばっかりやめてよ。地味に邪魔なんだから」
曜「そうそうこっちの戦闘に入ってきてさあ」
梨子「えーそっちで消耗してくれたら楽なんだけどなあ」
曜「言ったね…」
千歌「よし、まずは梨子ちゃんから倒しちゃおう」
曜「じゃあ千歌ちゃん飛ばすよー」投げ
千歌「え、ちょ」
千歌「まあここから攻撃を」ファルコンキック
梨子「…」雷
千歌「あー」残基3→2
梨子「曜ちゃんありがとう」ニコ
千歌「やられちゃったじゃん!」
曜「ごめん千歌ちゃん…」
342 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 01:34:44.48 ID:
梨子「ピカチュウなら戻れる!」ジャンプ→高速移動
曜「させないよ!」空中下A攻撃
梨子「やられちゃった…」残基3→2
曜「へへ、どーだ」
千歌「ほいっ」緑甲羅
曜「え?」パコーン
曜「不意打ちとは卑怯な」残基3→2
千歌「油断大敵だよ、曜ちゃん」
梨子「これでみんな振り出しに戻った感じかな」
千歌「ここからここから」
千歌「いくよ、梨子ちゃん」ファルコンパンチ
梨子「当たらないよ」回避
梨子「どう?」スマッシュ
千歌「まだまだ」ガード
曜「ふんっ」ブーメラン
千歌「チャンス!」ファルコンパンチ
梨子「曜ちゃんに邪魔されなければ…」残基2→1
千歌「ふっふっふ、後がなくなっちゃったね」
梨子「勝負は最後までわからないよ」
千歌「よし曜ちゃんにももういっちょ」ファルコンパ
曜「えい」カキーン
千歌「いつのまにホームランバット持ってたの!」残基2→1
曜「さっき拾ったからね」
曜「この勢いで梨子ちゃんも倒しちゃうよ」ポチ
曜「地雷!?」ドカーン
梨子「油断したね、曜ちゃん」
曜「くそー」残基2→1
343 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 01:35:14.18 ID:
曜「最後の戦い、誰が勝つか」
梨子「見ものだね」
千歌「あ、アイテム!」
曜「ものによっては一気に有利に!」
梨子「渡さない!」
-ボム兵-
曜千歌梨子「あ…」ドカーーン
3人「…」残基1→0
曜「引き分け…だね」
千歌「ちっちっち、画面を見てよ」
梨子「千歌ちゃんが1位になってるね」
千歌「私が一番最後に死んだから私の勝ちだよ」
曜「ずるいよ。ほぼ同時だったじゃん!」
千歌「それでも勝ちは勝ちだもん」
梨子「撃墜数も同じ…これは引き分けじゃないと不公平だよ」
曜「そーだそーだ、もう1回勝負だよ!」
千歌「えーゲームが私の勝ちだって言ってるんだからそれでいいでしょ」
曜「やだ。もう1回」
梨子「右に同じく」
千歌「もうしょうがないなあ。今度はちゃんと勝ってあげるよ」
344 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 07:39:00.62 ID:
なお実際はピンクとオレンジ色のコントローラーは無い模様
345 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 07:44:04.10 ID:
と思ったら一応オレンジあった
千歌「やーい、梨子ちゃんだけ仲間外れー」
梨子「……いいもん、サクラピンクに塗り直すから……」ムスッ
曜「塗り直してもすぐ剥げちゃいそうだけどね」クスクス
346 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 12:45:36.07 ID:
梨子ちゃんのために桜色のコントローラー作ってあげて三人で仲良くマリカーやってほしい
347 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 13:00:09.76 ID:
348 :名無しで叶える物語:2017/05/27(土) 13:28:58.14 ID:
355 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 08:45:51.33 ID:
ようちか「りーこちゃん、これプレゼント!」
梨子「これ、サクラピンクのコントローラー……一体どうしたの?」
曜「梨子ちゃん、サクラピンクのコントローラーが無いことに拗ねてたからさ、私たちで色塗ってみたんだ」
千歌「3Dもクタクタじゃないし、ボタンも引っかからない、新品同様だよ!」
梨子「……ありがとう、こんな綺麗な色に塗ってくれて……」
千歌「大変だったんだよー。紙やすりで足つけして、サーフェイサー塗って……」
曜「サクラピンクの調合も苦労してね……。試行錯誤を繰り返したんだから」
千歌「色の乗りは完璧だよ、何度も塗り重ねたからね」
曜「クリアーも上から振ってあるし、これ絶対剥げないよ!」
梨子「ほ、本格的だね……なんで、そこまでしてくれたの?」
曜「そりゃあ、だって……」
千歌「梨子ちゃんの喜んだ顔が見たかったからね」
梨子「……本当にありがとう、ずっとずっと大事にするよ、このコントローラー」ニッコリ
千歌「それじゃ、早速スマブラしよー!」
曜「もちろん、手加減はしないよ!」
梨子「ええ、私だって負けないからねっ!」
終わり
358 :名無しで叶える物語:2017/05/28(日) 09:04:08.41 ID:
>>356
ありがとうございます…
ようちかの優しさに泣いた…
そして親友のために職人級の技術会得乙です
元スレ:ようちかりこ仲良し委員会 (2ch.sc)